top of page

カラオケで高得点を取る方法

皆さん、カラオケは好きですか?


最近では、テレビのゴールデン番組に多く使われたり、世界大会までも行われるカラオケは、日本が誇るべき文化ですよね。


皆さんも、カラオケに行く機会がたくさんあると思います。

お友達とだったり、会社の2次会、今では、SNSでの歌共有もたくさん行われていますね。


そんな中、生徒さんからよく聞くお話が

「採点を始められると、歌いにくいんです」

「高得点をとれるようになりたいです」


ボイストレーナーとして正直に思うことは、得点が全てではないし、採点をする機会に、その人の本当に魅力はわからないと思う。


だからこそ、本心では、


「カラオケは、自分が気持ちよく歌うのが一番だよ!」


こう言いたい。


でも、私自身、音楽大学の受験やコンクール、試験やオーデションをたくさん経験してきて、“点数”という形で判断しなければいけない時もあることは痛いほどわかります。


ということで今日は、カラオケで高得点をねらう方法を、ボイストレーナーの目線から解説してみたいと思います!





得点を決める項目は、機種によって多少の違いはありますが、概ね以下の5つになります。


■音程

■安定性

■リズム

■ビブラート&ロングトーン

■表現力



それでは、一つ一つ高得点に常がる秘策をお伝えしていきますね!


◆音程◆

採点の項目の中でも、機械が最も正確に判定できるのが音程です。

この音程の正解率が90パーセントを超えると高得点が出やすくなると言われている為、その為には、自分が音程を正確に歌える曲を選ぶことが最も大切です


音程がとりやすい曲の特徴とはこちら!

・自分の音域にあった曲

・言葉の数が少ない曲

・音の跳躍が少ない曲


まずは、自分の音域を知り、その中で無理なく歌えることがマスト。

そして、言葉の数が多い曲は音程の変化も激しくなるため、正確に歌うのは難しくなります。歌詞を見て、言葉が少ない物を選び、メロディーもシンプルなものを選ぶことをお勧めします。


自分の音程があっているのかわからない!


こんな方にオススメな練習方法は、まずカラオケ伴奏のボリュームを小さくします。そして、マイク音量と、ガイドメロディーの音量を大きくして、歌ってみましょう。

カラオケボックスなど、大きな音を小さな空間で聞く状況では、自分の歌声がしっかり聞こえないまま歌っている方が多くいます。まずは、自分の出している声をしっかり聴くことから始めましょう!



◆安定性◆

これは全体を通して、安定しているか?というわけではなく、声の震えに反応しているようです。特に長く伸ばす音の時に判定されやすい傾向にある為、後にも書く、ロングトーンの強化練習をしておくと良いでしょう♪



◆リズム◆

これは、一曲を通して、安定したリズムを刻めているかという点が判定されています。遅くなったり、早くなったりしないように、一定のリズムを感じながら歌いましょう。言葉の数が多い曲は、このリズムが崩れやすいため(特に早くなってしまう方が多い)、シンコペーションやアクセントをしっかり捉えることが大切ですね♪



◆ビブラート&ロングトーン◆

これは、長く伸ばす個所を、正確な長さで歌っているかという点と、ビブラートを使えているか、という点が判定されます。このビブラートの習得には訓練が必要になりますが、できるようになったからといって、多用するのは危険。なぜなら、適切なところで使わないと、機械には音程の誤りとして判断されてしまう場合があるからです。特にビブラートをする際に息のスピードや量をコントロールしないと、音程がどんどん加工してしまう人も多いため、是非音程バーをしっかり見ながら練習してみてくださいね♪


◆表現力◆

この表現力の判定対象には「抑揚」「しゃくり」「こぶし」「フォール」の4種類があります。


◇抑揚◇

各フレーズに、音量の変化を付けることで抑揚があると判定されます。昔の機種では、AメロやBメロに比べて、サビの音量を大きくすることで、この評価が高くなっていたようですが、今はもっと細かいフレーズの中でも、抑揚を判定されています。


※カラオケで使える裏情報※

もし、「音量の変化を付けるのなんて難しい!!」という方がいたら、誰にでも出来るとっておきのやり方があるので、是非、私のインスタグラムか公式LINEに「教えて!」とコメントくださいね。特別にどの方法をシェアします(*^▽^*)もちろん無料です♪



◇しゃくり◇

これは、本来の音よりあえて下の音から歌い出し正確な音にしゃくり上げるテクニックです。フレーズの初めの音で使うことが多いテクニックですね。


※ボイストレーナーとしては・・・

この「しゃくり」は実際に多くのアーティストが使っているテクニックではありますが、自覚的に使わないと、「しゃくりぐせ」がついてしまう方が多くいます。こうなると、フレーズの始まりが全てしゃくらないと入れなくなり、結果的に、音程の正確さに欠けてしまったり、しゃくりばかりの表現方法にたよってしまうことになるので、注意してくださいね♪



◇こぶし◇

この言葉を聞くと、演歌や民謡を思い浮かべる方も多いと思いますが、ある音を上下に震わせるテクニックで、日本語の曲の場合は、言葉の母音を使って行うことがほとんどです。


例 「あなた」➡ 「あなぁぁた」


上の様に、言葉の中にある母音を使って、音程を上下させます。


※こぶしのポイント➡喉の柔軟さ 脱力!



◇フォール◇

これは、ある音程をあえて下降させるテクニックです。言葉の語尾で使われることが多いでね。これも、やりすぎると、音程を間違えてると判定されてしまうので、多用は避けたいところ。1曲のうちに5回以内が理想だと、個人的には思います。




いかがでしか?

あなたのカラオケライフに少しでも役に立てたら嬉しいです。


しかし、何度も言いますが、高得点を出せることが良い歌い手とは限りません。


本来音楽とは、音を楽しむと書くように、歌う事を何よりも楽しみ、曲の歌詞に自分の心を寄り添わせることが何よりも大切なこと♪


だからこそ、点数だけで、自分の評価を決めないでくださいね!




Comments


bottom of page