どんな音楽が好き?から見えてくるもの
- MARI
- 2020年10月2日
- 読了時間: 2分
更新日:2020年10月27日
自分の「好き」を思い出すという話を書きましたが、今日は更に、自分の「好き」を元に、私が自分の在り方を見つけた方法をシェアしていきたいと思います。
私は音楽が好きです♪
その始まりは、覚えている限りでは、3歳で始めたピアノでした。
特に発表会で弾いた曲や、好きでCDを買った作曲家の曲は、今でも私の音楽の土台を作っていると思います。
そんな中、先日生徒さんからこんなご質問をいただきました。
「先生はどんな音楽が好きなの?」
私は、クラシックも好きですが、J-POPやK-POPも好きです。童謡も聞けばJAZZも聞きます。こんなに幅広い音楽の中で、自分は何を基準に「好き」を決めているんだろう?
たくさん考えました。
そして、ぴったりの言葉を見つけたのです!
それは
叙情的(じょじょうてき)
「抒情的」とも書く。(weblio辞典)
(感情を述べ表すこと)を指し、叙事(事実を述べ表すこと)が対義語になります。
私は、旋律や詩に込められた哀愁、切なさなどの様々な感情が、じんわりと伝わる叙情的な曲が好きなんです!
例えばフランス音楽(ドビュッシーやラヴェル)は今でも大好き。
日本の曲では、小学生のころ音楽の授業で習ったこの曲。
大人になると、改めてに詩の奥ゆかしさを味わって聞くことができるようになりました。
竹内まりやさんの曲は、日常にあるほんの小さな幸せに気づかせてくれる詩が、大好きです。
私は、感情をストレートに表現する音楽ではなく、旋律や詩を聞くことによって、風景や情景が思い浮かび、じんわり感情が見えるような表現している音楽が好きなんです!
「なんで、そんな音楽が好きなの?」
更に考えました。
それはきっと
私にとって音楽は
いつも「救い」だったからかもしれません。
ハッピーになるような元気な曲が好きな人は
その人にとっての音楽は
「応援」になるかもしれません。
気分が上がるノリノリの曲を聞く人は
その人にとっての音楽は
「エネルギー」になるかもしれません。
哀愁たっぷりの叙情的な音楽が好きな私にとって、
音楽は自分の弱さや苦しみを投影してくれるもので、
「救い」だったのです。
一人で考えても答えが出ない時 音楽を聞きます。
誰にも相談できない気持ちになった時 音楽を聞きます。
自分の進む道が怖くなった時 音楽を聞きます。
私が音楽で救われてきたように
私も音楽で救いたいのかもしれません。
自分の音楽に対する在り方が見えた、セルフコーチングの時間となりました。
あなたも、自分の「好き」を使って
自分に質問してみてくださいね。
すると、自分の本当にしたいことや、夢が見えてくるかもしれません。
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