自粛生活中、ライブハウスやスタジオ、カラオケボックスまでも閉鎖され
思うように練習ができない日々が続いていませんか?
今日は、自宅で出来るトレーニングについて書きたいと思います。
大きな声を出さずに歌のトレーニングが出来る最高の練習方法は
やはり王道のリップバブル(リップロール)です。
口を閉じた状態から息を流し、唇をブルブルブルを振動させながら声を出すトレーイングですね。
もう知ってるよ~!またそれ~!という声も多いと思いますが
このトレーニングの目的を正しく理解して、効果的にトレーニングできている方は
実は少ないのではないでしょうか?
私が考えるリップバブルの目的は3つあります♪
①表情筋のコントロール
→リップバブルが苦手な人の多くは、表情筋が固く、唇を上手に振動させ続けられません。
特に唇周り(オトガイ筋や口輪筋)をコントロールする意識が必要になります。
②呼気圧のコントロール
→リップバブルは通常声帯にかかる息の圧力(呼気圧)を唇で補助をするトレーニングです。
特に高音域になると叫んでしまう人、または喉が閉まってしまう人にとって、リップバブルで呼気圧を補佐しながら、高音域に必要な息の量を掴むことが必要です。
③音程のコントロール
→音程は、声帯の伸縮のみによってコントロールするべきですが、口の形や息の量でコントロールしたくなりがちです。リップバブルでは、それらが一定になる為、声帯の伸縮に集中したトレーイングが出来ます。自分の音にしっかり耳を澄ましてトレーニングすることが必要です。
以上3つのことを意識しながら、ご自身のリップバブルを、もう一度見直してみてください。
これなら、どこかに外出しなくても出来ますね。
まだまだ、自粛中に出来る練習方法はたくさんあります。
また書きますね!この時期のピンチをチャンスに。
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